ザ・リッツ・カールトン スイート宿泊記(ザ・リッツ・カールトン東京)
マイルの達人TV、SPGアメックスの達人運営の中嶋茂夫です。
307平方メートルという広さを誇り、1泊200万円を超えるまさにVIPのための部屋。
トップの写真はリビングルームをご覧いただくとわかりますが、この場所だけで10人いても広々しています。
そんな特別な空間に運よく宿泊することができましたので、宿泊記としてまとめたいと思います。
目次
1泊200万円の部屋に宿泊できた理由
私のような一般人が1泊200万円の部屋に予約するわけがありません。
(鉄道好きなので「ななつ星」「四季島」「瑞風」など豪華クルーズトレインには乗車するかもしれませんが(笑))
それでも、このような素敵な部屋に宿泊できたのは、なぜでしょう?
スイートルームを打ち合わせで利用
まず、私が「ザ・リッツ・カールトン東京」に宿泊した理由です。
私はWEBマーケティングのコンサルティング業を生業としています。
大阪在住ですので、東京事務所を持っていないので、東京で打ち合わせの際は会議室を借りていましたが、ホテルのスイートルームのリビングルームを使って打ち合わせをするようになりました。
プライベートが確保できますし、インルームダイニングで食事もできるからです。
このような理由で、いろいろな東京のホテルのスイートルームを利用して、どのホテルが私に合うかの見定めをしていたのが、2016年ごろでした。
憧れのザ・リッツ・カールトン東京へ
ラグジュアリーホテルで大阪でも有名だったのが「ザ・リッツ・カールトン」ブランド。
2016年6月の東京出張の際に「ザ・リッツ・カールトン東京」の「エグゼクティブ スイート」を予約しました。
エグゼクティブスイートはリッツカールトン東京のスイートルームの中では一番お値ごろな宿泊料金のお部屋。
80㎡あり、スイートルームとして十分な広さを持っています。
初めての「ザ・リッツ・カールトン東京」でしたので、大江戸線・六本木駅を降りてから、多少迷いながら東京ミッドタウン1階のホテル入り口にたどり着きます。
ロビー階へ上がるエレベーターを少し探して、45階ロビー階に到着。
フロントに向かいます。
時刻はすでに夜中の21時30分。
名前をスタッフに告げます。
すると、スタッフから、予想もしていなかった返事が返ってきたのです。
カールトンスイートに変更してさらに2段階アップグレード
スタッフから返ってきた言葉は、
「今回ご予約のお部屋料金にプラス12万円していただけますと、このお部屋にアップグレードできますが、いかがいたしましょう?」
というものでした。
部屋の種類と料金が書かれた1枚の紙を見せられて、アップグレードされる部屋の料金を覗くと・・・、
「24万円?」
「予約した部屋の料金が10万円だからプラス12万円して支払額は22万円だから、2万円分のアップグレード?」
「ん?違う・・・。242万円?」
そうなんです。
その料金表に書かれた金額は「242万円」。
1泊22万円のカールトンスイートから1泊242万円する「ザ・リッツ・カールトン スイート」へのアップグレード提案だったのです。
私は10秒間考えて
「お願いします・・・」
とだけ答えました。
ホテル会員ステータスは?
2016年のホテルの会員ステータスは、
- SPG(スターウッドプリファードゲスト)ゴールド
- ザ・リッツ・カールトンの平会員
という状況でした。
はじめて宿泊するホテルに、いきなり最上クラスの部屋のアップグレード提案を受けるのは、おかしいと思うのが普通でしょう。
しかも、「カールトンスイート」と「ザ・リッツ・カールトンスイート」の間には、広さ120平方メートルの「プレジデンシャルスイート」があります。
私が「SPGアメックス」を持ったのは2017年11月。
2016年は、まだマリオット+ザ・リッツ・カールトンとSPGの統合前だったので(統合は2018年8月)私の「ザ・リッツ・カールトン」ブランドのホテル会員ステータスは「平会員」だったわけです。
では、「カールトンスイート」から「ザ・リッツ・カールトンスイート」に2段階アップグレードされた理由はなんだったのでしょうか?
アップグレードはアメックスプラチナカードの特典
私は2016年4月から、メインで使うクレジットカードを「三井住友VISAプラチナ」から「アメックスプラチナ」に変更したところでした。
アメックスプラチナカードのカード特典は膨大にあり、公式サイトに書かれている特典を読んで把握するだけでも1ヶ月半もかかりました。
これらの特典の中でひときわ私の目に止まったのが
ファインホテル&リゾート(FHR)
だったのです。
全世界のラグジュアリーホテルにFHRを利用して宿泊予約すると
- 2名分の朝食無料
- 部屋のアップグレード(空室があれば)
- 16時レイトチェックアウト確約
- 12時チェックイン(当日空きがあれば)
- 100ドル分の飲食割引
がついています。
価値にすると、1泊3万円〜4万円ぐらいにはなるので、FHRを使い倒せば、アメックスプラチナの年会費14万円強の元は取れるとふんだのです。
今回の宿泊予約は、はじめてFHRを利用して予約しました。
すると、たまたま、1段階上のグレード「プレジデンシャルスイート」に空きがなく、2段階上のグレード「ザ・リッツ・カールトンスイート」に空きがあったので案内されたのです。
(2016年6月の情報ですので、今ホテルでこのアップグレード対応されているかどうかはわかりませんのでご了承ください)
部屋に大満足だった私は、1ヶ月後もエグゼクティブスイートを予約しました。
すると、今回と同じようにカールトンスイート分の追加料金を支払うことで「プレジデンシャルスイート」にアップグレードしていただきました。
プレジデンシャルスイートに関する詳細は、
で書いています。(現在執筆中)
ザ・リッツ・カールトンスイート紹介
夜21時30分にチェックインして次の日は午前中から打ち合わせでしたので、自由に部屋を使える時間がほとんどない(汗)
しかも、1人でこの部屋に宿泊したので、「広すぎ!」
ホテル宿泊でリビングルームからトイレの距離が遠くて、部屋内を移動しているだけで「歩く距離が数kmになる」のは、307㎡のなせる技でしょう(笑)。
ウエルカムギフト
アメックスプラチナ会員としてのウエルカムギフトです。
チョコレートが3種類。
1人で食べるには十分すぎる量です。
チョコレート好きの私にはぴったりのウエルカムギフトでした!
リビングルーム
リビングルームを窓側から撮影した写真です。
3人〜4人座れるソファが2つ。
1人用ソファが3つ。
これだけで、余裕で10人は座れます。
部屋が広いので、対面する人との距離が遠いです(笑)。
ダイニングルーム
ダイニングルームは10席が用意された広々としたテーブル。
お誕生日席同士の距離が遠いですね(笑)。
最上級グレードのスイートルームのダイニングルームの中でも、かなり大きいテーブルです。
インルームダイニングで食事を注文してワイワイするもよし。
キッチン完備なので、料理人を呼んでその場で調理をするもよし。
私が宿泊したときは、1人だったので、1人寂しくこの広いテーブルでコーヒーを飲みました(苦笑)。
部屋に料理人を呼んで食事をしたレビューを
こちらの「鮨WOW」スイートの部屋で鮨を握ってもらえる幸せ・W大阪デイユース
のブログ記事で紹介しています。興味があればどうぞ。
キッチン
冷蔵庫
ベッドルーム
バスルーム
クローゼット
クラブラウンジ
ザ・リッツ・カールトンスイートに宿泊するとクラブラウンジアクセスが無料でついています。